コミットメント その2
コミットメントについて、もうひとつ
思ったこと
それは子育て
私の弟は統合失調症で18歳の時から、入退院を
繰り返し、この10年はずっと入院中だ
もう、普通の社会生活を送ることは出来ず、
死ぬまで病院で暮らすかもしれない
生涯を病院ーそれもカギのかかったーで暮らす肉親がいる、と言う苦しみは、同じ境遇の人にしか分かってもらえないと思う
だから、長男が生まれた時、弟のようにだけはしないと決めて一生懸命育てた
思いが強すぎて、虐待のようになってしまったこともあった
そんな自分がイヤで、信仰を持った
信仰を持ってからは、神様に自分を変えてもらおうと、ひたすら努力した
私を赦してください、私を変えてください、私を憐れんでくださいと、何度祈ったかわからない
自分の欠点や問題、過去の傷を掘り起こすこともとてもつらかった
でも、ただただ、息子を弟のようにしたくない一心で取り組んで来た
その甲斐あって、長男はたくましく育ってくれた
そう思うと、私は知らず知らずのうちに、子育てにコミットし、取り組んで来たと言える
そしてそのコミットメントは無駄にならず、
神様は長男をたくましく成長させて下さった
コミットメントの大切さと、その見返りの素晴らしさを神様に感謝したい
それとともに、私の苦しみをともに苦しみ、祈りと交わりで支えて下さった、多くの信仰の師や先輩、友に感謝したいと思う
ひとりでは、乗り越えて来られなかったと
つくづく思う
感謝。