愛されている者として生きる

30代でイエスキリストを救い主と
信じて10数年。
永遠のいのちを頂き、
生きることの苦しみから解放され、
人生をラクに生きられるように
なりました
日常の暮らしの中で起こる
様々な出来事に生きて働き、
私を造り変え続けて下さっている
イエス様との日々の記録です

今あるは神の恵み

来月、長男が高校を卒業する

そのせいだろうか

最近繰り返し思い出すある出来事がある


それは13年前、夫の両親と同居を始め、

次男も生まれて一年経った頃だった


キリストの愛をもって義父母に仕えようと考えていたし、良い嫁、良い主婦、良い母、良いクリスチャンになろうと自分に期待していた


でもそんな理想はあっと言う間に崩れ去り、

現実の無力な自分に絶望し、死ぬことばかり

考えていた


その頃、次男は義父母に可愛がられていたが、長男は折り合いが悪かった


私が死んだら、次男は大丈夫だけど、長男は

生きていけないかもしれない、弟のように病気になってしまうかもしれない


だから、長男は連れて行こう


そう思っていた


ある夜、夫にその話をしてひどく叱られ、思い留まった


その数日後、世間を賑わす事件が起きた


小学生になったばかりの息子を母親が首を絞めて殺してしまったのだ


塾に行きたがらない、と言う理由で…


週末には家族揃ってピクニックに行く、仲のいい家族だったと報じられていた


私はその時、この母子は私達の身代わりだ、と思った


夫も、ウチも危ない、と言っていた位だ


あの時もし、思い詰めて実行していたら、と思うと今でも恐ろしい


今になれば、なぜあそこまで思い詰めたか

分からない


でも、危なかった


あの後も、母親が子どもを殺すニュースを見る度に思い出す


私は本当に、どん底にいた


今あるは神の恵み、とつくづく思う


だから、あの時の私のように、思い詰めている

母親がいたら、伝えたい


大丈夫だよ


あなたは変われる


あなた達母子を助けてくれる方がいる、と…


それが何よりの私の神様への恩返しだと思っている


長男にもいつか伝えたいと考えている

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