愛されている者として生きる

30代でイエスキリストを救い主と
信じて10数年。
永遠のいのちを頂き、
生きることの苦しみから解放され、
人生をラクに生きられるように
なりました
日常の暮らしの中で起こる
様々な出来事に生きて働き、
私を造り変え続けて下さっている
イエス様との日々の記録です

義父の自転車 その1

玄関に古くてさび付いていて、何年も使っていない

自転車が置いてある


義父の自転車だ


義父は、車いす生活だから、自転車に乗ることは

ないと思うのだが、処分を嫌がる


自転車だけでなく、どんなに不要と思われるものでも、

この家では、義父の許可なしには処分出来ない


先日、息子に邪魔だから捨てちゃえばと言われ、

「おじいちゃんがイヤがるから出来ないの

 この家はおじいちゃんのうちだから」と言ったら

「俺は知らねえよ」と吐き捨てるように言われた


この家はおじいちゃんの家だから、勝手なことは

出来ないの


私たちはただで住まわせてもらってるのだから


ずっとそう言い続けて来た


窮屈だったよね

ごめんね


早くおじいちゃんが死ねばいいのにね

ママも心からそう思うの


でもなかなか死なないの


そう言いたい衝動にいつもかられるが、

かろうじて言わずに済んでいる


それには理由があった    つづく

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