愛されている者として生きる

30代でイエスキリストを救い主と
信じて10数年。
永遠のいのちを頂き、
生きることの苦しみから解放され、
人生をラクに生きられるように
なりました
日常の暮らしの中で起こる
様々な出来事に生きて働き、
私を造り変え続けて下さっている
イエス様との日々の記録です

あなたもあなたの家族も救われます

私には統合失調症の弟がいる


彼は大学受験に失敗したことがきっかけで
発症し、入退院を繰り返し、ここ10年は
ずっと入院している


彼の通ってきた苦しみはすさまじいものだった


私は姉として彼を見てきて、
最初は耐えられなかった


可愛かった弟が何故?と受け入れられなかった


何とか助けたいと思っていた時もある
良い病院や医師、施設などを探し電話をしまくった
教会の方々にいっぱい祈ってもらった


忘れたいと思っていた時もある
精神病院に入院中の家族がいるという現実がつらかった


うっとうしかった時もある
自分や子どものことで精いっぱいだった
何とか面会に行ったあと、
何日か起き上がれなかったりもした


最近は彼と会うのが苦にならなくなった 


彼の人生にも意味があり、
神様は彼にも必ず良くしてくださると
心から信じられるようになったからだろう


彼の存在を責めたり、彼を私が助けようとか
思わなくなった


面会に行き、1時間ほど話をする


彼の心配事を聞いても心が揺れなくなった


だいじょうぶだよ、とこたえられるようになった


私の近況を話したり、世間話をしたりする
性格は全く違うが考え方や価値観が
似ているから面白い


同じ親に育てられたのだと改めて思う
召された(亡くなった)両親の思い出話もする
彼としか出来ない貴重な時間!


また来るね、と言って別れる


彼との関係がこんなに穏やかになる日が
来るとは思わなかった


これも神様が私にしてくださった奇跡だ


ただひとつ願うとすれば、彼自身が信仰を持ち、
キリストとともに歩むようになることだ


彼の人生のすべての痛み、苦しみ、悲しみを
私よりもご存じで、彼の存在を丸ごと
受け入れてくださるキリストに、
出会ってほしいと心から願っている


<主イエスを信じなさい
そうすれば、あなたもあなたの家族も
救われます 使徒の働き16-31>

失敗はない!

いつもブスッとして、私の顔を見ると
チッチと舌打ちする・・・


うちの長男だ 


彼は受験生だが、先月推薦で
私立大学へ進学を決めた


本当は国公立に進むつもりで
部活と勉強を両立して
がんばっていた


しかし、部活との兼ね合いで不安になり
急きょ変更したのだ


決めた直後は喜んでいたが、最近は浮かぬ顔だ


部活と勉強という目標を一気に失い
手持ち無沙汰らしい
目標に向かい、努力するのが好きな子なのに・・・


何故、私は、彼が迷っていた時に、
「これまで頑張ってきたからだいじょうぶ。
自分を信じて受験に挑戦しなさい」と言って
やれなかったのだろう・・・


それどころか、本人以上に不安になり、
おろおろしただけだった


でもだいじょうぶ!


聖書の神はすべてのことを働かせて
益としてくださる方だ


息子の今回の経験もきっと
彼の人生の糧としてくださる


キリストを信じてともに歩む者の
人生には失敗の文字はない


だから、まだ信仰を持たない息子にこう伝えよう


キリストを自分の神として、
ともに生きる選択をするなら、
あなたは失敗を恐れず、
自分のたまもの(才能や特技、経験など)を
生かして大胆に生きていくことが出来る、と・・・


<神を愛する人々、すなわち神のご計画に従っ
 て召された人々のためには、神がすべてのことを
 働かせて益としてくださることを
 私たちは知っています    聖書ローマ8-28>

わたしはあなたを罪に定めない

先日、知り合いのおじいさんと
その娘さんと話す機会があった


おじいさんに困っていることがあるという


聞くと、その方(おじいさん)が
自身の召集令状を探しているそうだ


終戦直前に出ていたが、家が空襲で焼けてしまい
引っ越し先に届いた時は
戦争は終わっていたそうだ


なんてラッキーなおじいさん!


でもご本人は戦争に行かなかった自分を
心のどこかで責めていたのだろう


今頃になり気になって、誰かに話して
許してもらいたいらしい


私はその話を聞いたあと、
キリストの十字架を思った


キリストはその方の負い目を代わりに負い、
十字架にかかられた


キリストだけが、その方に
「わたしはあなたを罪に定めない」と言えるのだ


その方がキリストの赦しを
受け取れる日が来ることを心から願う


<そこで、イエスは言われた
 わたしもあなたを罪に定めない
 ヨハネ8-11>