先日、次男のやっているスポーツの試合があった
小学生の時はずっと補欠だったが
最近は試合に出ている
親としてはうれしいが今一つ
パッとしない
とにかく弱気なのだ
失敗を恐れてびくびくしている
そんな彼の姿を見るたび、
私は彼の小学生時代の指導者を
思い出す
失敗すると怒鳴ったり、すぐ外に出したり
され、あげくの果てに何年も
試合に出してもらえなかった
次男はすっかり意欲をなくし
失敗を恐れるプレーしか出来なくなった
ーあのチーム、あの指導者のせいだー
長い間そう考え、恨んできた
恨み殺せそうなくらいに・・・
最近少し考えが変わった
もっといい指導者のところに替わる
選択もあった
しかし、そうしなかった
出来なかった
ひどい目にあわされたが
本人も私も耐え切った
よくやったと思う
次男はよく耐えたし、頑張った
つらい中でも、友達を作り、そこそこ
楽しそうにやっていた
100点満点だ!
失敗を恐れる弱気なプレーは残ってしまったが
充分よくやっている
もう指導者を恨むのはやめよう
それよりも彼が今までよくやってきたことに
思いをはせ、彼をほめてやりたい
きっとキリストも私にそれを望んで
おられる